【入門編】初心者におすすめゴルフボール3選|トップアマが徹底解説

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悩んでいる人

ゴルフボールを買いたいけど何を選べばいいか分からない。

このように悩んでいませんか?

たしかにゴルフボールは種類が多すぎて初心者のうちは迷いますよね。私は初心者の頃、適当に高いボールを購入して一瞬で全て失い、財布も寂しい思いをした経験があります。

皆さんにはそのような経験はしてほしくありません。そこでこの記事では以下の解説をします。

本記事の内容

  ・初心者におすすめのゴルフボール3選
  ・ゴルフボールの基礎知識
  ・ゴルフボールの選び方

この記事を書く私は、ゴルフ歴20年以上、ベストスコア69でクラブチャンピオンに2回なったことがあります。私の経験や失敗を踏まえて自信をもって解説します。

本記事の執筆者

藤本敦司

・高校、大学時代にゴルフ部として活動。
・2017年、2018年にクラブ選手権を連覇。

・ベストスコアは69。

自身の経験をもとに、ゴルフ上達に役立つ情報を配信しています。

この記事の内容通りにボールを選択すれば、コスパが非常に良いのでお小遣いが少なくても安心。

また、OBを気にせずドライバーをガンガン振り切れるようになりますよ。

直近でゴルフの予定を控えていて、すぐにでもコスパの良いボールが必要な方はぜひ参考にしてみてください。

目次

【初めに結論】初心者はディスタンス系のボール1択!

初心者はディスタンス系のボールがおすすめです。なぜならディスタンス系のボールは価格が安いからです。

初心者はボールを無くしやすいので、価格が安いディスタンス系なら無くしても金銭的なダメージは少なくて済みます。

私が初心者の頃は1ダース980円のボールを使っていたので、使えるお金が少なくてもボール代に困ることはありませんでした。初心者は積極的にディスタンス系のボールを使うべきです。

とはいえ実際にどのボールがいいのか分からない人もいると思います。

そこで今すぐおすすめを知りたい人のために、厳選した3つを先に紹介します。

初心者におすすめのボール3選

初心者におすすめするボールは以下の3つです。

  ・【ダンロップ】DDH ツアースペシャル SF
  ・【ダンロップ】スリクソン ディスタンス
  ・【ブリヂストン】ツアーステージ エクストラディスタンス

スクロールできます

【ダンロップ】
DDH ツアースペシャル SF

【ダンロップ】
スリクソン ディスタンス

【ブリヂストン】
ツアーステージ エクストラディスタンス
飛距離良い良い良い
スピン量少ない少ない少ない
弾道高い高い高い
操作性低い低い低い
個数15個入り12個入り12個入り
価格1,480円1,600円1,460円

【ダンロップ】DDH ツアースペシャル SF

発売から30年以上経過、今でも多くのアマチュアゴルファーに愛され続けているベストセラーです。15個入りなので、普通のゴルフボールより3つもお買い得。(ふつうは12個入り!)

パフォーマンスも優れていて、飛距離性能も現行モデルに負けていません。まさしくこれから始める初心者ゴルファーのためのボールです。

スクロールできます
【ダンロップ】DDH ツアースペシャル SF
飛距離良い
スピン量少ない
弾道高い
操作性低い
個数15個入り
価格1,480円
藤本敦司

15個入りは初心者だけでなく全てのゴルファーにありがたいです。

【ダンロップ】スリクソン ディスタンス

スリクソンとはダンロップのアスリート向けブランドです。ですがこの商品の中身は典型的なディスタンス系、完全に初心者をターゲットにしたボールに仕上がっています。

外見を少しだけカッコつけたい人は、上記のDDHではなくこちらにしましょう。性能に大差はありません。

スクロールできます
【ダンロップ】スリクソン ディスタンス
飛距離良い
スピン量少ない
弾道高い
操作性低い
個数12個入り
価格1,600円
Victoria Golf 楽天市場支店
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【ブリヂストン】ツアーステージ エクストラディスタンス

ブリヂストンのボールは「タイガー・ウッズ」が契約していることで有名です。

このボールは上記の「スリクソン ディスタンス」と同等のスペックのため、どちらにするかは好みでOKです。

タイガー・ウッズが好きなら【ブリヂストン】、松山英樹が好きなら【ダンロップ】にしましょう。

スクロールできます
【ブリヂストン】ツアーステージ エクストラディスタンス
飛距離良い
スピン量少ない
弾道高い
操作性低い
個数12個入り
価格1,480円
藤本敦司

コスパ最強で選んだ精鋭達です。これでしばらくボール選びに迷いません!

ゴルフボールの基礎知識【初心者向け】

先におすすめのボールが分かったので、ここからはゴルフボールの基礎知識について解説します。

初心者にまず理解しておいてほしい内容のみ絞りましたので、しっかり覚えておいてください!

  ・ゴルフボールの種類
  ・ボールの構造
  ・飛び3要素

  ・初心者おすすめボールのメリットデメリット
  ・ボールは自分で選べる!

ゴルフボールの種類

ゴルフボールは以下の3種類に分かれています。

  ・ディスタンス系ボール
  ・スピン系ボール
  ・バランス系ボール

藤本敦司

それぞれ順番に解説していきます。

ディスタンス系ボールの特徴

・おすすめゴルファー:初心者~アマチュア全般
・スピン量「少ない」
・操作性「低い」
・コスト「安い」
・構造「2ピース」
・カバー「アイオノマーカバー」

ディスタンス系はアマチュア、特に初心者ゴルファーにおすすめです。

スピン量と操作性が低いため、打点が安定しない初心者でも安定して真っ直ぐ飛んでくれます。

藤本敦司

安価な商品が多いので、ボールを無くしても精神的ダメージが少ないのがうれしいですね。

スピン系ボールの特徴

・おすすめゴルファー:上級者~プロ
・スピン量「多い」
・操作性「高い」
・コスト「高い」
・構造「3ピース以上」
・カバー「ウレタンカバー」

スピン系は優れたトータルパフォーマンスを追求した、まさしく「試合で勝つため」のボールです。

その分、コストは非常にかかりますので初心者にはおすすめしません。

藤本敦司

1球500円くらいなので、無くすとメンタルにダメージを受けます(泣)

バランス系ボールの特徴

・おすすめゴルファー:全ゴルファー
・スピン量「やや多め」
・操作性「やや高め」
・コスト「高い」
・構造「3ピース以上」
・カバー「ウレタンカバー」

バランス系は「第3のボール」とも呼ばれ、近年シェアを伸ばしている新しいカテゴリーです。

性能はディスタンス系とスピン系の中間くらいのイメージです。

藤本敦司

ボールは様々なゴルファーのニーズに応えられるよう日々進化しています。

ボールの構造

ボールは「カバー」「ミッド」「コア」の3つの層から構成されています。

参考画像

https://sports.dunlop.co.jp/golf/contents/function/ball.html

カバー

ゴルフボールの一番外側の部分です。

・素材によってボールの性能が大きく変わる
・スピン系:ウレタンカバー
・ディスタンス系:アイオノマーカバー
など

藤本敦司

初心者向けのボールは「アイオノマーカバー」が主流です。

ミッド

カバーとコアの中間部分のことです。

カバーとコアの間にミッド層が1つあれば3ピースボール、ミッド層が2つあれば4ピースボールと呼びます。

3ピースや4ピースのように多層構造になれば、飛びと操作性が両立したボールとなり、より戦略的なゴルフが可能になります。

藤本敦司

ミッドが無いカバーとコアのみのボールは2ピースと呼びます。初心者向けのディスタンス系は2ピースが主流です。

コア

ボールの一番内側の部分です。

・飛距離に影響を及ぼす
・スピン系:硬い
・ディスタンス系:軟らかい

プロや上級者はスイングスピードが速くボールが変形しやすいので、スピン系のボールはコアが硬めに設計されています。

反対に初心者はスイングスピードが遅くボールが変形しづらいので、ディスタンス系のボールはコアが柔らかく設計されています。

藤本敦司

ボールが変形しすぎたり、全然変形しないと飛距離をロスします。
ほどよく変形することで、大きな飛距離を生み出します。

飛びの3要素

ゴルフボールは素材の他にも様々な要素があります。その代表である「飛びの3要素」について解説します。

飛びの3要素とは?

   飛距離を決定づける以下3つの重要な要素のことです。
  ・初速
  ・打ち出し角
  ・スピン量

初速

 インパクト直後のボールの速度のことです。

・初速に比例して飛距離が出る
・スイングスピードに比例して初速も上がる

単純に速ければ速いほど飛距離が出ます。

打ち出し角

インパクト直後のボールが飛び出す角度です。

・ゴルファーによって最適な打ち出し角は異なる。


初速、スピン量と相関関係にあるため、人によって最適な打ち出し角度は異なります。

例えばスイングスピードが遅くスピン量が少ない人は、ボールがすぐに落ちてしまうため、大きな飛距離を得るには高い打ち出し角が必要です。逆に打ち出し角が高すぎると今度は飛距離をロスします。

スピン量

ボールの縦回転量のことです。

・多ければボールは高く舞い上がり、少なければ低くなる
・最適なスピン量は人によって異なる

初速、打ち出し角と相関関係にあるため、人によって最適なスピン量は異なります。

スイングスピードが遅い人はスピン量を増やすと飛距離を稼ぎやすくなりますが、反対に速い人がスピン量を増やすとボールが上がりすぎて飛距離をロスします。

参考画像

ゴルフボールの基礎知識 | ボール | DUNLOP GOLFING WORLD
藤本敦司

初心者におすすめのディスタンス系は高打ち出しのため初心者が飛距離を稼ぎやすい設計」になっています。

初心者向けおすすめボールのメリットとデメリット

次に初心者におすすめのディスタンス系のメリットデメリットについてもう少し深堀します。

メリット

・安い
・ミスしても真っ直ぐ飛びやすい

ディスタンス系は比較的安価で購入ができ、1ダース2,000円代が相場です。この値段はプロや上級者が使用するスピン系と比べるとなんと半額以下の値段。

初心者のうちはボールを無くしやすいので、無くしたときの精神的ダメージが少ないのがうれしいです。実際に私も初心者の頃は安価なディスタンス系ボールには本当にお世話になりました。

またディスタンス系はスピン量が少ないので、曲がりにくいのが特徴。これはボールを操作したいプロや上級者にとってはデメリットになりますが、スイングが安定しない初心者にとってはメリットになります。

藤本敦司

このおかげで思い切ってドライバーを振り切ることができるのです。

デメリット

・操作性が低い
・フェースに跡がつきやすい

ディスタンス系はスピン量が少ないため、操作性が低いです。そのため意図的にボールを曲げたり、スピンでボールを止めたりすることが難しくなります。

しかし、初心者は曲がりにくい方が助かるので気にする必要はありません。

またディスタンス系のボールは、フェースにボールの跡がつきやすくなります。

藤本敦司

手間ですが、濡れたタオルで拭いてあげれば簡単にとれますよ!

ボールは自分で選べる!

ゴルフは自分でボールを自由に選択できる珍しい競技です。技術がありボールを曲げながら攻めたい人はスピン量が多いボールを選んで長所をいかせます。またボールが上がらない人は、高弾道が打てるボールを選択して弱点を補うことができます。

自分のスキルに合わせて最適なボールを選ぶことは良いスコアでプレーするには必須です。

とはいえ、初心者はどのモデルが良いのか分からないと思います。

結論から言うと、初心者は安価なディスタンス系のボールがおすすめです。ボールには色々な特徴がありますので、本記事を参考に理解していってください。

ゴルフボールの選び方【初心者向け】

この章ではボールの選び方について解説します。

  ・ボールタイプ別選択
  ・スイングスピードに合ったボールの選び方
  ・カラーボールで紛失防止と視認性向上

ボールタイプ別選択

ボールは以下の3種類に分類されています。

  ・ディスタンス系
  ・スピン系
  ・バランス系

ディスタンス系が合う人

初心者やスイングスピードが遅い人はディスタンス系がマッチします。
このタイプはスピン量が少なくボールが曲がりにくいため、初心者にとっては扱いやすいボールです。
また打ち出し角が高くなりやすいため、スイングスピードが遅い人でもボールがよく上がり飛距離を稼げます

スピン系が合う人

プロや上級者はスピン系がマッチします。
このボールはスピン量が多いため、ボールを自由自在にコントロールしやすくなります。
難しい状況でアプローチを寄せるためには高いスピン性能と操作性が必須。
プロや上級者はショットの精度が高く、積極的にグリーンを狙うことが多いため、スピン系を使用した方がゲームを有利に運ぶことができます。

バランス系が合う人

バランス系はディスタンス系とスピン系の中間の性能です。
第三のボールとも呼ばれ、近年ラインナップされた新しいカテゴリーです。
100を切れる中級者以上のゴルファーや、上級者の人でスピン系を使っているがもう少しスピンが少ないボールが欲しい人に合います。

スイングスピードに合ったボールの選び方

スイングスピードによって最適なボールは異なります。
ボールは適度に変形した方が飛距離が伸びるため、変形しすぎても全く変形しなくても飛距離が出ません。

スイングスピードが遅い人は、コアが柔らかいディスタンス系と相性が抜群です。
しかしコアが硬いスピン系のボールは、飛距離が伸びません。

スイングスピードが速い人はどのボールでも使えます。
しかしコアが柔らかいディスタンス系だと、ボールが変形しすぎて飛距離をロスする可能性があるので注意しましょう。

藤本敦司

上の写真はドライバーでのインパクトの様子。適正なつぶれ具合が大きな飛距離を生みます。

カラーボールで紛失防止と視認性向上

ボールのカラーは白が基本ですが、イエローやオレンジのようなカラーボールも近年販売されています。
カラーボールは視認性が高く、コース上で発見しやすいのが特徴です。
初心者のうちはボールを見失いやすいので、カラーボールを導入すればプレーの進行がスムーズになります。

藤本敦司

蛍光色でとても見やすいですね!

まとめ

今回は初心者の人向けにゴルフボールの基礎知識やおすすめ商品について解説しました。

本記事の要約

  ・【結論】初心者は「ディスタンス系がおすすめ」
  ・初心者におすすめのボール3選
    ダンロップDDHツアースペシャルSF
    ダンロップスリクソンディスタンス
    ブリヂストンツアーステージエクストラディスタンス 
  ・ゴルフボールの基礎知識
    ボールの種類は「ディスタンス系」「スピン系」「バランス系」の3つ。
    多重構造になっており、カバー、中間層、コアに分かれている。
    飛びの3要素は「初速」「打ち出し角」「スピン量」
    「ディスタンス系」のメリットデメリット
    ボールは自分で選べる!
  ・ゴルフボールの選び方
  ・ボールのタイプを理解して選択しましょう。
  ・スイングスピードに合ったボールの選び方。
  ・カラーボールで紛失防止と視認性向上。

タイガー・ウッズは「ゴルフで一番大事なのはボール選び」と語っています。上級者だけでなく、初心者もボール選びは大切です。

ゴルフは長く付き合える素晴らしいスポーツ。ボールについて理解が深まればもっとゴルフが楽しくなりますよ。

皆さんのゴルフライフがより良くなるよう、これからも応援します!

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この記事を書いた人

高校、大学時代にゴルフ部として活動。
2017年、2018年にクラブ選手権を連覇。
ベストスコアは69。

自身の経験をもとに、ゴルフ上達に役立つ情報を配信しています。

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